TSND121用 脳波アンプセット
概要
脳波アンプ (TS-EEG01)
脳波アンプ(TS-EEG01)と、小型無線多機能センサ(TSND121)と併せて使うことにより、脳波を測定することができます。
脳波の電位差は小さいため、多機能センサの外部拡張端子と電極の間に脳波アンプ(TS-EEG01)をセットし、電極間の電位を増幅した結果をTSND121に送信します。
TS-EEG01は小型無線多機能センサとのセット販売を行っております。
既にTSND121をお持ちでアンプのみ購入を希望される場合は、脳波アンプと電極ケーブルのみご購入下さい。
マニュアル・各種資料リンク
脳波アンプ(TS-EEG01)仕様
下記表のとおり
基本仕様 | ||
---|---|---|
チャンネル数 | 2ch | |
電極 | 脳波用電極ケーブル ※1 | |
電源 | ボタン電池(CR1220) 2個 使用 | |
サンプリング周波数 | 最大 1kHz | |
増幅率 | 15000倍 ※1 | |
フィルター | ハイパス 1Hz, ローパス 30Hz ※1 | |
入力インピーダンス | 1GΩ | |
出力 | TSND121専用コネクタ | |
外形・重量 | ||
サイズ | 39mm(W) × 20mm(D) × 12mm(H) | |
重さ | 約10g (電池含む) |
※1 筋電アンプのカスタマイズとなります。
※ 特許申請中:特願2012-272467号
※ 仕様は予告なく変更する場合があります。
セット内容
TSND121と脳波アンプ接続例
「小型無線多機能センサ脳波」は下記の①,②,③または④,⑤を接続して使用します。左の写真は、それらを結線した状態です。受信ソフトウエアを利用することにより、受信データのグラフ表示や、CSV形式ファイルに保存することができます。
①小型無線多機能センサ(TSND121)
TSND121
加速度(3軸)・角速度センサ(3軸)、地磁気センサ(3軸)、気圧・温度センサを内蔵しています。
測定データはBluetoothまたはUSB接続で送信可能です。データロガーとしても利用可能で、内蔵のメモリに計測データを記録することも可能です。
詳細は小型無線多機能センサのページをご参照ください。
②脳波アンプ(TS-EEG01、接続コネクタ、電極)
脳波アンプ
脳波アンプです。
IN側に電極接続用ケーブル、OUT側にセンサ接続用ケーブルを接続して使用します。
内部にボタン電池(CR1220)をセットすると電源が入ります。
③TSND121接続コネクタ
TSND121接続コネクタ
脳波アンプとTSND121を接続するケーブルです。 長さは約30cmです。②の脳波アンプに付属します。
④皿電極ケーブルセット ★新製品になりました
皿電極ケーブルセット
黒ケーブル(皿電極):耳に電極用ペーストを使って固定します。
黄ケーブル(皿電極):1ch導出用です。電極用ペーストで固定します。
青ケーブル(皿電極):2ch導出用です。電極用ペーストで固定します。
コネクタを②の脳波アンプに接続して使用します。ケーブルの長さは 100cm です。(ボディアースまでは60cmです。)
⑤受信ソフトウエア「SensorController」
「SensorController」画面サンプル
TSND121に内蔵されているセンサ(加速度・角速度センサ、地磁気センサ、気圧・温度センサ)と外部接続のセンサ(脳波など)のデータを同時に受信・記録することができるWindows用受信ソフトウエアです。
詳細は、「SensorController」のページをご参照ください。
受信ソフトウエア
受信ソフトウエアは用途・環境に合わせ、複数ご用意しています。下記の表を参考に、お客様の用途に合った受信ソフトウエアを選択してください。
「SensorController」以外のソフトウエアをご利用の場合は、セット価格が変更になります。ご注意下さい。
センサの操作方法 | 記録可能なデータ | プラットフォーム | 推奨ソフト ※1 | 備考 |
---|---|---|---|---|
グラフィカルインターフェースで操作
|
センサデータ(CSV)、センサデータと同期した映像・音声 |
Windows |
計測中にデータをリアルタイムでグラフ表示可能な他、記録済み計測データの再生が可能です。 |
|
Mac |
||||
センサデータ(CSV) |
Windows |
計測中にデータをリアルタイムでグラフ表示できます。記録済みのデータをCSVファイルに取り出しできますが、記録済みデータの再生には対応していません。 |
||
コマンドラインで対話型操作 |
操作に依存 |
Windows |
プロトコル変換兼、シリアルポートのネットワークブリッジとして動作します。telnetが利用できるソフト(TeraTerm等)、もしくは自作ソフトで接続して使用します。計測データの保存を行う場合は、計測開始命令の実行後、テキスト形式で出力されるデータをファイルに保存する必要があります。 |
|
シリアルポートを直接操作し、バイナリ通信 |
プログラムに依存 |
- |
④プログラムを自作 |
シリアルポート経由で直接センサをコントロールします。コマンド、データは全てバイナリ形式で送受信します。 |
Android用アプリ開発のために、「SensorController for Android」ソフトウエアをソースコード開示で販売しております。
価格
「小型無線多機能センサ脳波アンプ」セット参考価格
アカデミック価格 ¥255,000(税別)
【内訳】TSND121:¥45,000, TS-EEG01:¥160,000,
電極:¥20,000,
SensorController:¥30,000
一般価格 ¥330,000(税別)
【内訳】TSND121:¥70,000, TS-EEG01:¥190,000,
電極:¥20,000,
SensorController:¥50,000
※ アカデミック価格は大学等、教育機関に限ります。
※ セット価格は、単体販売価格の合計となります。
※ 受信ソフト等の構成変更、電極の追加購入に関してはお問い合わせください。